洗濯物一つ侮るなかれ!!いらない物は捨てよう!
大事なのでタイトルにありますが2回言わせてもらいました(笑)
今日は業務改善の話をしていこうと思います。些細な業務でも積み重なると膨大な労力になるって話しです。
私、銀は20年間の介護職のキャリアを持ち、その中で役職付いてのキャリアも10年程あります。
自分が役職ついてから管轄のフロアの離職率は激減、離職問題が大きく取り上げられる中、自分が役職ついてからの管轄したフロアで10年間で2名程。(それも引っ越し理由)すごい低くないですか?辞めないからいつも主力に育てたスタッフを他部署に異動させられる、、、泣
と悲しい事もあるけれど自分が意識している介護現場の業務に関しての話をしていきます。
皆さん、業務改善についてですが「無駄を省け」「物は整理生整頓して効率化しろ」と言われますよね。でも実際どこから手をつけていくか迷いますよね。研修行っても具体的に自分のフロアに何を活かそうなどなど考えてしまうので、何をしたら良いか書いていこうと思います。
必要衣類の管理をしよう
ヒッププロテクターを使用している利用者さん、最近ADL低下で歩行ができなく車椅子での移動、介助で移乗を行います。この状態の利用者さんにそのままプロテクターを付けていませんか?こういった事例ではすぐにプロテクターをはずしてしまいましょう。
管理するのに
- 洗濯に出す
- 洗濯物を干す
- 洗濯物の取り込み
- タンスに戻す
- 着替え時にタンスから取り出す
- 着替えの時に取り替える
- 脱がして洗濯に出す
服ひとつとってもこれだけの作業があります。実際は洗濯も干すのも纏めてやりますが、実際にかかっている時間この手順で5分程はあると思います。
1日5分でも365日に換算すると1年間で1.825分、30時間分の労力が取られているわけです。必要内衣類はなるべく着せないこと、省ける物は省いてしまう。
これだけでも業務に余裕が生まれてきます。
歩行できるようになってきたら?と質問きそうですが、そうなったらまた着用する対応の再開すれば良いだけの話で今本当に必要な援助を見極めようって話しです。だって余裕ないですもんね?余計な事はしない。
必要物品は整理整頓
あとトイレにパッドがない→所定の場所に取りに行く、、、良くある光景と思います。
この時間が1日10分あれば1年間で60時間を無駄にしているわけです。何も安全な場所にトイレ内にパッドを置いとけは良いんです。取りに行く→利用者一人の時間があるという事で、利用者様の能力によってはかなり危険な状態で一人になってるかもしれません。
物品、手作りも程ほどに。労働力が1番高いコスト
物品も「あとで使うかも、、、」と不必要にとってあるレク物品等ありませんか?毎年使う所定の位置にしまう物なら良いが、そういった「何かに使うかも」としまう物はだいたい乱雑になってると思います。いつも物品取り出すの一苦労という事業所も少なくないはず。「何かに使えるかも、、、」「3年間使用してない物品」は捨ててしまいましょう。スペースも取らなくなるし、整理しやすくなり業務も効率化します(^^)
必要の物品は購入するようにしよう。コストと時間の関係(別で話ます)手作りよりずっと安く、時間も省けます。長期時間をかけて節約しても労働力をかけてるのであれば、それは時間とお金の無駄使いと思います。「2000円分の物品をコスト削減したいから時間外3時間かけて手作りしよう」時間外1時間1000円とすると、3千円かかる計算になるし時間かけた分の負担が、、、本末転倒です。
「労働力」が1番コスト高いんです。労働力が無ければ本当に必要な介護現場の業務は成り立ちません。労働力は大事にしましょう。
まとめ
すごくおもいきりの良い話をしましたが、なかなか思考を変えるのは難しいかもしれません。でも、、、、忙しくてもっと大事にしたい業務あきらめてませんか?
利用者さんとのコミュニケーション、創作活動、もっとリハビリしたい等など、人手不足からあきらめてる事ってたくさんあると思うんです。お金もいっぱいかけれないし。
なのでおもいきって行動しよう!!上の意識するだけでかなり余裕が出てきます、夜勤1時間前に夜勤準備をしに来なくても日勤の通常業務に組みこめます。
その積み重ねで、整理してできる事を増やしていくのが業務改善です!
働くスタッフに負担感あればケアの質が落ちる、ケアの質が落ちたら利用者に被害が来る。そんな状態を放置していたら、利用者ケア充足していない噂が広まり利用したくなる人が少なくなるし、職員の負担が大きいとある時我慢ができなくなり虐待の温床になりえる可能性だってある。皆さんおもいっきった施策を打とう!
業務改善がこんなに素晴らしい事が起きるという事を別記事でお知らせするので、見ていってください!
それではそんな感じで働き過ぎているあなたへ
業務を効率化して負担感ない業務をして、長続きできる介護をしていこう。
利用者様はあなたが必要ですよ!!
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