介護現場の悩み 衣類紛失の解消方法

介護の悩み解決

こんにちは、銀です(^_^)

介護現場の悩みに解決策を生の声で聞けるネットの情報が少ないなって思ったんですよね、、、。

なので介護歴20年で様々な問題点に遭遇してきましたが、解決していった策を紹介していき、介護現場の悩みの解消の手助けに少しでもなればと思い、書いていこうと思いました!

今回のテーマは「衣類紛失」です。

衣類紛失での苦情や問い合わせの経験のある介護従事者は多いのではないでしょうか?

ネットでも有力の情報もなく、、、もっと身近な目線で解決できる策を紹介したいと思います(^_^)b

衣類のトラブル 何故起きるのか

そもそも衣類のチェックしている事業所は多いはずです。入退所の多い老人保健施設だったり、ショートステイ専門棟などになっているフロアだったりはこの問題多いはずです。入退所の頻度の少ない特養やグループホームなどでも、長期に渡る利用で衣類の紛失が起こる事も少なくありません。でな何故そのような事が起きるのか?一つ一つ説明していきます。

衣類に名前を記入していない

「そんな事?そんなの毎回チェックしてるし」と思われた人もいると思います。そもそもで、衣類のチェックで特に名前の記入が不十分で紛失するっていう事が多いんです。忙しく業務をこなしていく中で名前の記入漏れに気付かずに洗濯して紛失や誰の物か分からなくなる事も多いです。長期利用で、何度も洗濯する中で名前が消えているのに、そのまま記入しなくなり、記憶がどんどん曖昧になる中で誰のものか分からなくなり、最終的に紛失という事はとても多い事です。また名前の記入しているタグが劣化で取れてしまうという事もあります。

時々「衣類に名前書いたら中古で売れなくなる」というご利用者様も。。。そんな大切なら持ってこないでと思ってしまいますが、、、。

衣類の特徴の記入が曖昧

手書きで衣類のチェックをしている事が多いと思います。色や特徴で「濃い赤」や「花柄」と記入する事も多いと思いますが、何も知らない人が上記のような特徴だけ見てもどんな服か予測できますか?金田一少年や名探偵コナンでも難しそうな難題ですよね。ただチェックしている人はこれでも詳しく記入してる気になってるんです。苦情や問い合わせで、その利用者様の衣類に携わった事無い方が探すの至難の業ですよね。でもこういう形で情報を残す施設は多いです。

私物が細かすぎる

セーター、トレーナー、シャツと上衣だけでも事細かく用途でもってくる方っていますよね(^◇^;)悪い事ではないのですが、把握しきれないです。また量が多くなりすぎてタンスにも容量オーバーになり、違うところに置いておき、いつのまにか無くなってしまうという事も。

チェックする時間が忙しい時間帯

介護職員で荷物チェックする事が多いです。日々の業務をこなしていく中で、日常の支援からレク活動なども行っている中で、ご利用者様の受け入れを行う中で、どうしても荷物管理する十分な時間が取れずにやっつけ仕事になり、後から数が合わないという事が起きる事も多いと思います。

衣類紛失の解決策

トラブルが起きる要因を説明したので、今度は解決策となりうる方法の紹介です。

名前は分かりやすいところに

  • 名前はタグなどの小さなところではなく、大きくすぐ分かりやすい裏地に記入
  • 記入するペンはマッキーのマジックペンがおすすめ

タグに記入すると、洗濯でにじんでしまって名前が分からなくなってしまう事やタグ自体取れてしまう事が多いです。名前は大きく。ただ必ず本人やご家族に理由を話して納得を得た上で実施しましょう。

衣類の数を増やしすぎない

衣類の必要な数はそんなに多くなくても良いです。頻繁な着替えがない方なら夏用と冬用5枚ずつでもあれば十分に足りると思います。ショートステイでは都度ご家族とお話して管理しやすいと思いますが、長期の入所や入居ではそのまま衣類が多くなりすぎているという事も。常に管理して、適切な衣類の数を保ち、把握しやすい状態に。

忙しい時間でチェックしない

業務をすぐに終わらせたいが為、忙しい時間帯にそのままチェックを行っていませんか?気が急いてると、ミスも生まれがち。そもそもの数を間違っていたり、名前のチェックができていなかったり。後々の苦情に繋がってしまう確率が高い作業なので、1日の忙しくない時間帯で行う事をおすすめします。

また1番言いたい事かもしれません。「荷物チェックも大切な業務、忙しくない時間帯に業務に組み込む」という事です。皆さんこう言ってません?「隙間時間でやるから」「チェックなんて後でなんとでもなるから」と。かなり軽んじている発言ですよね。こういう職員が多い事業所では経験上トラブル多い傾向です。

いっしょの勤務になった職員に気を遣い、利用者様の対応をしなければと、急いでチェックしてフロアに戻るっていう担当者も多いと思いますが、逆に周囲のスタッフは「荷物チェックしてくれているから、利用者様対応心配させない動きをしよう」というチームプレイになれる事が1番です。

衣類は写真で残そう!

1番大切な事です。衣類の荷物チェックは書面で行うと思いますが、同時に分かりやすいようにベッドに衣類を1度分かる形で並べて1枚、必要に応じて数枚の写真を撮っておきましょう。今はデジカメやスマホで簡単に撮れるので世の中便利になりましたよね。

今の若者には「使い捨てカメラ」とか「ばかちょんカメラ」とか言っても通じないんでしょうね(^◇^;)

と冗談は置いておき、写真を撮っておくだけで服の特徴なんて一目見て分かりますし、第三者が見てもどんなものかすぐに分かります。写真を残しておいたおかげで、解決できた事はたくさん。

「この服の事か」「花柄って白の花柄なのね」「そもそもチェック表と数合ってないじゃん!」など。写真は残しましょう!!

まとめ

いかがでしたかでしょうか。衣類の管理一つでその事業所の質が分かります。だって利用者様の大切な荷物ですからね、大切にできない事業所は利用者様も大切にできないでしょう。間接的に嫌な思いをさせてしまうという行為であるという事を念頭に、大切に扱ってくださいね♪

では、この記事を読んでくれているって事は日々介護で頑張ってる意識高い方々と思うので、

頑張り過ぎずに、日々研鑽していきましょう(^_^) 

では!また!!

銀です(^_^)  
奥さんの桜といっしょに夫婦でブログ運営をしています♪このブログでは
「介護」「お金の取り組み」「子育て」の事を掲載しています。
皆さんの心が少し楽になったり、くすってなったり、ほーってなってもらえたら嬉しいな♪

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