介護福祉士として働く上で心が楽になる方法(ストレスコントロールは大切)

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「介護」に携わり

次のように思っている方は是非読んでください。

少しでも力になれれば幸いです。

・忙しくて仕事がつらい

・人間関係に困っている

・上司が嫌だ

・給料が安くて割に合わない

介護の現場は激務です。

人手不足による忙しい業務

時間外にしかできない書類の数々

体調不良者、家族対応も時間外で対応する事も多い中

忙しい上に、密な連携が求められる介護職にとって

人間関係の悩みは付きもの。

その中で目の前には待ったなしの利用者達。

激務をこなしていき精神も削られる。

何も対策しないで介護の仕事をするという事は

吹雪で防寒具無く外に飛び出す事といっしょです。

これらを耐え抜くには

ストレスをコントロールするテクニックが必要なのです。

職員A
職員A

そう言っても何をしたら良いか、、、

難しい事はできません。

もう疲れました、、、

職員B
職員B

人間関係のストレスに加え、業務も忙しいし。

続ける自信がありません。

辞めたい、、、

このように考えてしまいますよね。

そんな方はこれから紹介する事を実践してみてください。

自分も介護の仕事に20年間携わってきましたが、つらい事も多々ありました。

精神が削られていつも辞めたいと考えていた時期もあります。

何とかしなければと様々な情報を集め実践する事で心が動じなくなり

今はストレスを上手くコントロールをして働けています。

なので

この記事を見てもらえたら、少しは心が楽になって働けると思うので

是非、見て頂きたいです。つらい思いを抱え込んだまま働いてほしくないから、、、。

何故働くのにテクニックが必要なのか

介護の職場には様々な方がいます。

必ずと言っていい程、人間関係のトラブルがあると言って良いでしょう。

くちうるさい役職者

長く働いている嫌みなお局職員

連携図りづらい職員

文句を言う後輩

etc.

これらの方々といっしょに仕事をしなければならず、

一つの些細なミスにでも過剰に反応する方もいます。

感情で反応していたら心が持ちません。

なので介護士として働いていく上で

「心を左右されない」テクニックや対応策が必要になるのです。

それらの方法を紹介していきます。

心理学の知識を付ける

心理学には人の心を楽にしてくれるものが沢山あります。

介護の現場で使える心理学のテクニックを紹介します。

課題の分離(アドラー心理学) ※対人対策

課題の分離とはわかりやすく説明すると、何かトラブルが起きた時にそれは「自分の課題」なのか「相手の課題」なのかを考える事。

少し難しいですよね、かみ砕いて説明します。

上司があなたに対して怒っていたとします。

上司は「あなたに対してしっかりと仕事をしてもらわないと自分が評価されない」という課題があります。自分自身は「しっかりと仕事をこなさないといけない」という課題も見えてきます。

ただ上司の評価自体はあなたはコントロールできません。なので、評価が上がるかどうか解らない事を気にするよりも自分が「今やらなければいけない事」に集中するのです。

「介護職にとってやらないといけない事」とは「利用者満足度を上げる、介護技術や知識の向上」大きく言うとこの2つが課題となるでしょう。その為の課題に集中すると上司の目も気にならずストレスも軽減していきます。

部下との関係に悩んでいる上司の方も気をつけて下さい。知らず知らずに「上司の課題」を部下に押しつけていませんか?他人の課題を押しつけられた部下はそりゃ反発します。なので「上司の課題」「部下の課題」を分けて考え、部下の課題を解決の為に手助けをしていくのが上司の役目になります。部下との関係も良好になっていきます。

この「課題の分離」というのは対人関係の深い「利用者さん」にも応用できます。日常のリハビリをしてもらいたい利用者さん、機能訓練はしないとADLが落ちてしまいます。リハビリしない利用者さんに対して、してもらわないとという気持ちでイライラする時ありますよね。

でも機能訓練しないといけないのは「あなた」の課題なのか「利用者さん」の課題なのか。これを考えていくとあらゆる課題があなたではなく利用者さんの課題と気付くはずです。なので普段の業務の事も客観的に見れる視野が持てる事でしょう。

承認欲求を抑える(アドラー心理学) ※職員対策

承認欲求にとらわれてしまうと、他人の評価が気になりすぎ、自分自身の行動ができなくなる。行動理由が全て褒められたいという事になってしまい、行動原理が全て「他人の為」になってしまいます。

介護の現場では同僚に気を使いすぎるくらい使って、精神を疲弊してしまうタイプがいます。アンテナが高すぎると言っても良いでしょう。わたし自身もそんなタイプでした。

「褒められようとしない」

他人の為ではなく自分の為に行動する

この知識を得てからは、他人の言動が気にならなくなり、目の前の利用者様に集中できるようになりました。集中力が上がると良い仕事ができるもので、自然に周りの評価も高まりました。

なかなか難しいテクニックになりますが身に付けたら大きくストレスが軽減されます。

すみません→ありがとうに変える  ※上司、先輩対策

何かしてもらったり、フォローされたら

「すみません」ではなく

「ありがとう」と伝えましょう。

『すみません』というと、相手に謝らせて何か悪い事したのかなって、相手に捉えられてしまい良い気分になりません。

感謝されれば、「喜んでくれた!」と相手も気持ちよくなり、また助けても良いのかなって考えます。繰り返していけば関係は良好になっていきます。

ちくちく言う職員にも

『ありがとうございます!助かりました』と伝えれば仕方ないわねとまんざらではない表情を見せてくれますよ。

そして人間関係も良好になっていきます。

嫌な気分から立ち直るテクニック(シチュエーションセレクト)

仕事で嫌な事があれば引きずりますよね、、、

このテクニックを使えば嫌な気分からの立ち直りも早くできます。

例えば、嫌な事が起きたら仕事の後や週末に「楽しい事」を計画してみて下さい。

ネガティブの感情はネガティブのままでいたら増幅させてしまいます。楽しい事を計画する事で

ポジティブな感情が高まります。

そしてこの効果は持続力が高くポジティブの感情が復活したまま1週間以上過ごせたとの報告もあります。上司や現場での事で嫌な気持ちになる事があれば引きずらなくなるので試してみてください。

すぐに実践できるおすすめテクニックです

逃げ道を作る

ただ耐えるのみでは精神が疲弊した時に対処できません。

逃げ道となるツールを使い、いつ何が起きても大丈夫という感覚を作るのが大事です。

趣味を見つける(精神的逃げ道)

自分の例をあげると自分もほとんど無趣味な人間でした。アプリゲームするぐらいでストレス解消とまではいかなかったですが、筋トレを初めてからストレスのはけ口になる事が見つかりました。

自分の熱くなれる趣味ができれば職場で嫌な事があっても集中して忘れさせてくれます。

心理学の知識であげたシチュエーションセレクトとの併用ができます。

無趣味でそんなに趣味がないよっていう方は「新しい体験」を意識してみて下さい。

新しい体験はポジティブな感情が高まる効果があります。行った事のないお店に行ったり、行った事のない町に出掛けてみたり。

もしかしたら何か趣味も見つかるかもしれないので是非試してみてください

転職の条件を聞いてみる(物理的逃げ道)

これは今まで紹介してきたテクニックの中でも敷居が低く

誰にでも簡単にできてしまう事です。

転職エージェントに登録しておくのも一つの手です。

自分自身も仕事で煮詰まっていた頃、転職エージェントに登録してアドバイザーさんと話をして

気持ちがすっと軽くなる事がありました。

その時の電話での会話の一部です。

銀さん
銀さん

転職を考えています。

条件は家族もいるので年収380万以上で良い出会いがあれば転職したいと考えています。

特養や新規オープンの福祉施設にも興味あります。

アドバイザー
アドバイザー

380万以上ですね!!

ちなみに役職など就いているのですか?

銀さん
銀さん

はい、1度転職してこの職場に来ているのですが

1年で主任業務に就かせてもらい、今に至っています。

アドバイザー
アドバイザー

1年ですごいですね!!

それは銀さんかなり頑張ったんじゃないですか?

すぐに主任なんてすごいですよ!

条件の事は探してまたご連絡しますね。

当時の会話の一部ですが、転職を考える程煮詰まっていた自分にとっては話を聞いてくれる事が心の救いになっていました。時間が合わない時は20時ぐらいでも電話で対応してくれました。

その後、何度かお話してみて心惹かれる条件も多くありましたが「いつでも、ここを辞めてもどうにでもなりそう」という事が良い逃げ道として捉えられました。

面白いもので逃げ道があると肩の力が抜け、仕事も順調になり、給料も上がり、結局は辞めずに済んだのですが、今でも数ヶ月に1度連絡が来て求人情報の紹介をしてもらっており、今の職場でいつ何が起きても大丈夫という感覚になれています。

今の職場を賃金含めて客観的にも見える良い機会となるので、特殊なスキルも必要のない転職サイトへの登録はとてもおすすめです。魅力的な職場が見つかれば転職もありです!

介護業界は人手不足の業界

引く手あまたというのが実感でき、自信が持てますよ(*^_^*)

改善力を身に付ける

心理テクニックを身に付け、逃げ道を確保したら、自己の能力を上げる努力をしていきましょう。

業務改善力を付ける

ほんの少しでも良いのです。利用者さんの排泄ケア1つでも自分の意見が通って業務に組み込まれたら自己肯定感が生まれて自信に繋がっていきます。

小さな事から積み重ねていき改善力をつけてレベルアップして下さい、大きな改善もできるようになっていけるかもしれません。

積み重ねる事で「自身の改善力のレベルアップ」「働きやすい職場」になっていきます。

対人関係の改善スキルを身に着ける

職員と長い間、同じフロアで働くのですからトラブルがない方が働きやすいですが、人間関係で何もない事の方が少ないです。

トラブルが起きたとしても修復能力をつけて傷跡が大きくならないようにしていきましょう。

一人の方と一つトラブル起きたぐらいで、その職場でずっと働きづらくなるのってとても嫌じゃないですか。

非を認めて謝ったり、腑に落ちない事はとことん話あって相手と和解したり。

しかしこのスキルも経験を得てレベルが上がっていく事が多いので焦らず、自身のコミュニケーション能力を高めていって下さい。

まとめ

介護の現場社会は正直厳しい側面はあります。

離職率の高さが物語っています。

結果に表れているので言い訳はできません。だからこそ、働く上でのテクニックが必要なのです。

ゲームで例えるのも変かもしれませんが、

装備(心理学テクニック)を整え、

逃げ道(趣味や転職の知識)を作り、

介護士としてレベルアップ(基礎の知識や技術の向上、改善力やコミュニケーション力)

を図る。

介護士レベルが上がれば攻略できるダンジョン(施設や人間関係)も増えます。

逃げ道を作れずゲームオーバーになる事が多いので、まずは逃げ道を作り装備を整えるところから始めていけば、働くのも少しずつ気持ちが楽になっていきます。

介護も労働です。良いゴールド稼ぎができる(賃金高い)ところが見つかり、魅力を感じれば移っても良いのです。

仕事はどこに行っても厳しいもの。

介護現場のストレスコントロールを身に付ければ穏やかな気持ちで安定した収入を得る事ができます。今後無くなる事のない仕事なので、仕事がないという心配も消えます。

目の前の利用者さんに後ろ髪引かれる事もあると思いますが、この施設がダメでもその気になれば違う福祉施設に移れます。利用者さんも逃げ道はあるので安心して下さい。

介護福祉士は福祉業界、いや労働市場で貴重な人材です。

自分を大切にして下さいね(^_^)

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銀です(^_^)  
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