こんにちは、銀です(^_^)
Twitter内でのつぶやきで反応が良かった事を記事にしてみました。
そのツイートがこれです。
かなり反響がありました。
自身のツイートで″いいね″が100以上越えたのが始めてで、反響もらえた!と思う反面、全国的に横行している事例なんだなと思い、それならば記事にしてみよう!という事で今回書いてみました。
皆さん良ければ読んでいってください。
何故、パッドの2枚あてをしてしまうのか
2枚あてをしてしまう理由はただ一つ
「漏れて仕事を増やしたくない」
この思いが強い為、1枚目のパッドが吸収仕切れなくても、パッドから横漏れするのが嫌であててしまう人が多いです。自分の思いだけにかられた行動。
その理由は正しい?
答えは「NO」です。
今のオムツは機能が上がっており、適切な使い方をしていれば漏れにくくなっているのです。
何より褥瘡のリスクも上がるし、利用者さんが不快な思いをします。
パッドを2枚あててしまうと起きてしまう事
・蒸れる
・圧迫が増える
・擦れやすくなる
・不快
・ギャザーが浮き上がり逆に漏れる
これらの理由があります。
蒸れ、圧迫、擦れなんて褥瘡の原因の代名詞です。
また今のオムツ類は通気性も考慮して作られているのに2枚当ててしまう事で台無しに。
そしてパッドは単独で使用する訳ではなく、紙パンツやテープ式オムツと併用すると思いますが、厚みが増えている分ギャザーが浮き上がり、鼠径にしっかり当たらずに漏れの原因に。
「2枚当てる」という作業多いのにデメリットばかり。
良い事が無いのです。
漏れ予防するには?
- アセスメントとモニタリングを繰り返す
- 交換の時間帯を変えてみる
- 交換の回数を増やしてみる
- 使用するパッドを変えて見る
その方の尿量はどれくらいなのか、どの時間帯ぐらいまでに取り替えればパッド内で収まってくれるのかを記録に残す事が大切です。その都度、尿測をして適切な交換時間を把握しましょう。
時には使用しているパッドの機能が本当にそぐわない時もあります。尿量多い夜間で種類ない中でくるしまぎれに行っている行動かもしれません。道具の変更も視野に入れましょう。
どうしても漏れが心配という方に
漏れの保険に紙パンツとテープ式オムツという事を把握する
人は機械ではありません。その日の水分量、運動量、気温などでも尿量は変わってきます。時には尿量が多い日もありますが、漏れ予防の為の紙パンツとテープ式オムツで吸収できるようになっているのです。パッドから溢れたら交換して下さい。
それでも心配なら
更に尿量多くて漏れたらどうしよう、、、
交換も手間取るし、心配です。
大丈夫です。
最後の守護神として防水シーツがあります。
すでに、パッド+紙orテープオムツ+防水シーツと汚染の3段階構えにしているはずです。
適切に当てていても体動で隙間があいてしまい、パッドから溢れ、紙パンツやテープ式オムツをくぐり抜け、ズボンがしめっていても最後には防水シーツがキャッチしてくれます。
それでもタオルケットと
掛け布団が汚染してしまったら
洗濯など大変になります、、、
そこまで漏れてしまったら、交換時間と使用オムツが適切でない可能性の方が高いです。アセスメントとモニタリングして対応方法を変えていきましょう。
2枚あては逆に業務を増やす
- そもそも1枚で良いのに2枚当てる手間
- 褥瘡になれば処置で業務量跳ね上がる
- オムツコスト増大、コスト管理大変に
- ゴミも増える
- 漏れなくて良い漏れが増える
これらの事が起こってきます。手間が嫌なのに、自分から業務を増やす行為に繋がります。
まずは「決まった時間に交換」という固定概念から捨てる練習しましょう。
固定概念が逆に仕事をしずらくしている可能性高いのです。
最後に
適切な対応をして業務を増やさず、
利用者さんに少しでも快適に過ごしてもらえるようにしていこう(^_^)
この記事を書いていくうち、在宅介護でも漏れに悩んでいる人がいると思い、解決の為のアイテムの記事も作りました。
「あわせて読みたい」に載せておきます。
では!また!!
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