介護士夫婦でも貯金1千万円!!を貯めた道のり②

お金の取り組み

桜です(*^_^*) 

今回は前回に引き続き貯金のお話です。一念発起して貯金に取り組み始めた訳ですが、そこには思わぬ障害が…それは一体何なのか、妻側の目線からお話させて頂きたいと思います。

介護士夫婦でも貯金1千万円!!を貯めた道のり

貯金の敵とは一体!?

月予算を守る事で、少しずつですが確実に貯まっていく実感があり、段々と貯金が楽しくなってきたわたしですが、そこには思わぬ敵が潜んでいました。せっかく予算内に買い物を済ませ、ちょっとした達成感に浸っていた所に…

・用事でどこかに出掛ける度に(近場)銀さんから毎度の外食しよう攻撃。

・近所の公園で十分なのに、休みの度に「今日どこ行く?」と銀さんが子どもをどこかに連れて行ってあげようと提案してくる。(有料の高いテーマパークなど。でも結局は子どもは公園が好き)

・安かったから…と、銀さんが思いつきで日用品や食材等を買ってきてくれる。

そう、わたしにとっての貯金の一番の敵は、夫の銀さんでしたw

それぞれのタイプの違いを理解する

銀さんもわたしが家計簿を付けたり貯金に取り組んでいる事は何となく知っていましたが、お金の事には無頓着。

というよりは、将来が大事なのは分かるが、今をもっと楽しんだ方が良いという考えでした。

例えば、レジャーや外食一つにしても、わたしは元々計画を立てていたお出掛けやイベント以外に関しては、月末に余った予算の範囲内で贅沢したいタイプ。

銀さんは給料が出たらまずはご褒美として贅沢を楽しみたいタイプ。

わたしは予算内で買い物したいと考えますが、

銀さんはストックは多いに越した事はないと考え、新しい香りの洗剤等、お試しで買う物でも取り敢えず2個は買おうとするタイプ。

義母がティッシュ等ストックが多めにないと安心できない人だったようなので、幼い頃からの環境というのも大いに影響していたかと思います。

対応策を考える

良い物か見極める前に何でも2個ずつ買う事に関しては、「そんなにいらないんじゃない?」と毎回やんわり冗談っぽく伝えていましたが、良かれと思って買ってきてくれたものに関しては、相手の気持ちが嬉しい部分もあり、頼んだ物以外いらないとは言えません。

外食しよう攻撃も、さすがに毎回スルーは出来ません。

育った環境が違う人間同士。

根本的な考えや習慣に違いがあるのも仕方のない事なので、円滑に物事を進めていく為には、話し合いを重ねてお互いに妥協点を見つけたりしながらのルール決めが必要になってくるのだと思いますが、わたしはこの時点では銀さんには正確な貯蓄額や家計管理の方法は伝えていません。

なので、言葉に出来ないイライラやもどかしさが少しずつ積み重なっていき、食器洗いの時にガチャガチャ音を立てて洗うなど態度に出してしまう事がしばしば…。銀さんも何でわたしが勝手に苛つているのか、理解に苦しんだ事もあったかと思います。

それでも、銀さんが買ってきてくれる事を見越して予算を残しておいたり、レジャー費を別枠で設けたりと、銀さんや子供達の希望にも応えられるように予算の配分を考え直す事で、節約はしながらも日常も楽しめる絶妙なバランスが取れるようになってきていたと思います。

やってみて違うな、と思ったらどのようにしたらうまく出来るかを考え、少しずつ微調整しながらやり方を変えてみる。今まで安定していた方法でも、生活パターンが変われば、またそれに合わせて見直していく必要がある。

介護や子育てにも通ずるものがあるな、と感じた次第です。

そして夫が味方になった

正確な貯蓄額を銀さんに伝えなかった理由…

それは、銀さんに元々浪費癖、結婚前の借金歴があり、結婚後の第一子妊娠中にも、夫婦で貯めたお金をギャンブル代に当ててしまった過去があって、もう改心していると信じながらもどこか信じ切れていない自分がいたから。

貯金が段々貯まってきた時も「もっと贅沢してもいい」と感じてしまうのではと思い、正確な額はずっと伏せてきました。

「今の仕事辞めてソフトクリーム屋さんやるか」と、度々アホみたいな事を言っていた銀さん。それが本気で言っているなら応援するのですが、どうやらそういう訳でもない。

妄想しながら話すのは自分も好きなのですが、ノウハウを学ぼうとする訳でもなく、ただ漠然と「これなら出来そう」というイメージ像だけで言っている感がひしひしと伝わってくるので、いつしか聞き流すようにw 

元手がどのくらいあれば開業できるか等銀さんなりに考えていたようですが、いやいや、そんな博打のような夢を追うよりも家族養う為にしっかり働いてくれよ!!

というのが妻の本音w

しかし、一千万円が貯まった時点で資産運用を真剣に考えたいと思い始め、銀さんにiDeCoとつみたてNISAについて相談。一緒に某銀行に話しを聞きに行く所まで漕ぎ着けました。しかし、その対応に若干の不満があり違う銀行に変更。銀行を変更した事が功を奏し、説明もとても分かりやすく、銀さんも乗り気になってiDeCo申し込み。

次はつみたてNISAの手続きを…という所でしたが、緊急事態宣言下で中々銀行窓口へ行けず、一ヶ月くらいは経ったでしょうか。でもおかげでその間に銀さんとゆっくり話し合う時間が取れました。話しの流れで、貯蓄額が一千万円に達したことを伝えると、銀さんは一気にやる気モードになり、資産運用についての本も買い、わたしの方が置かれていく形に(^◇^;)

こうして、貯金の敵だと思っていた銀さんが、わたしにとっての一番の心強い味方になったのでした。こんなことなら、もっと早く言っておけば要らない喧嘩もせずに済んだのかもしれません。でも今だからこそ言えたというのも、これまた真実で、わたし達夫婦にとっては、良いタイミングだったのだと思います。

情報を共有する事の大切さ

銀さんに一千万円貯まった事を伝えた時、まずは驚きと共にわたしの事を褒めちぎってくれました。貯蓄額の推移が書いてある貯金簿を何度も見て、しまいには自分自身でも電卓で計算し直し「まじだ…」と現実を受け入れていましたw

というのも、欲しいものはそこそこ我慢せず買っているし、節約して生活を切り詰めているという感覚もなかったそうで、高収入じゃない30代子持ち夫婦の家庭でも貯められるのだと喜び、俄然やる気がupしたそう。

銀さんの口から出たのは、昔なら「もっと贅沢してもいいんじゃない?」と言われる事が多く、心配してましたが、思考回路が変わったように「50歳…遅くても60歳までにはFIREしよう!セミFIREはしようね!」でした。

今までの普通預金と積立定期預金だけで貯めていたペースで行っても、将来子供に迷惑は掛けずに済みそうだな、とは思っていましたが、iDeCoやつみたてNISAを始め、投資について少しずつ勉強して行く中で、もっと余裕のある将来を迎えられる希望が現実味を帯び、なんだか楽しみにさえなってきました。

我が家は夫婦共働き。その事実は何も変わらないのですが、お金に働いてもらうというイメージが付いた事で将来の見通しが明るくなり、夫婦の共通の目標が出来、仕事への向き合い方に少しずつ変化が。職場でもし嫌な事があっても、何が何でもしがみついて頑張る必要はないんだ。わたし達はFIREするんだから。という気持ちで臨むと、物事を冷静に客観的に捉えられるようになり、なぜか仕事のパフォーマンスも高い(と、自分では感じる)のです。要は気持ちの問題なのです。

お金の安心感=メンタルの安定に繋がるのだと実感

わたし一人で貯金に取り組んでいた時は、それはそれで使命感のようなものがあり、これがわたしの役割なのだと思っていました。でも、今は夫婦間で情報を共有し、同じ目標に向かって頑張れている感があり、前よりも断然楽しいです。何なら、銀さんの事も前より大好きですw

一人で頑張っている感よりも、家族を巻き込んだ方が協力も得やすく、何より楽しい。固定費等、まだまだ家計で見直せそうな所もありそうなので、貯蓄率upを目指し、引き続き取り組んで行きたいと思います!

銀です(^_^)  
奥さんの桜といっしょに夫婦でブログ運営をしています♪このブログでは
「介護」「お金の取り組み」「子育て」の事を掲載しています。
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